梅雨の不調をお灸でケア
静岡土太夫町 鍼灸院どだゆう+R はりきゅう師のやすこです。
梅雨も終盤のようです、みなさん体調はいかがでしょう?不安定な気圧、ここ数日は天気の急変もあったりと体も疲れが溜まっているのではないでしょうか?
こういう時におすすめしたいのがお灸です。お灸の効果が体に及ぼす変化を一緒にみてゆきましょう。
1. 血行や気の流れ、水の流れ(リンパや尿などの体内にある老廃水分)がよくなる
体に温熱刺激を与えることで、皮膚の下にある筋肉や血管、リンパ節が刺激されます。すると、細胞が活性化され、免疫作用がアップするほか、リンパの流れが改善されますからむくみの解消にもつながります。さらに温熱効果によって血管が収縮・拡張し、局所の充血や貧血を調整し、炎症をやわらげる効果もあります。
2. 症状を緩和
人間の体には「経絡(けいらく)」というツボの道が全身をくまなく巡っているとされています。【エネルギーを上げるところ】と、考えてください。
東洋医学でいうエネルギーとは、人間の生命活動に必要な「気・血・水」のことで、「気・血・水」が不足したり、その流れが滞ると体が不調をきたすと考えられています。この経絡の上にあり、それらが弱ったときに反応がでる箇所が「経穴(けいけつ)」いわゆる「ツボ」です。ツボにはそれぞれに作用がありますから、それを刺激することによって、「気・血・水」の流れがよくなり結果、冷え症や肩こり、腰痛、目の疲れ、むくみ、ストレス、不眠などといった体のさまざまな症状の改善が期待できます。
3. 気持ちいい、心地よいを感じて、リラックス効果を得る
もぐさの有効成分として注目したいのがシネオールという精油成分です。ヨモギのほかユーカリにも含まれるもので、強力な消毒・殺菌・鎮静・鎮痛作用などがあります。お灸をすることによって、この成分が皮膚の表面から内部に浸透していきますから、痛みを和らげるなどの効果が期待できるのです。ちなみにこの成分は、もぐさを燃やした際にでる煙にも含まれており、またもぐさの匂いにはリラックス効果もあります。お灸の効果を高めるためにはもぐさの煙も大切な要素だといえるでしょう。
むくみ、鎮静効果、ストレスの緩和など梅雨時期のお悩み症状と当てはまりませんか?
熱の刺激、香りの刺激、いろんな感覚でお灸を体験してください。治療院では熱刺激の優しいものから、強いものまで各種揃えてあります。お灸の初心者さんからベテランさんまで、みなさんの症状や状況に合わせて選んで施術いたしますのでご安心ください。
もうすぐ夏本番です。梅雨の疲れを取り払って元気に夏を迎えましょう!
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